みなさんこんにちは。
本日もブログへのご訪問有難うございます。
今日は建築用語のお話です。
建築の現場にはさまざまな生物が隠れています。
今回はこの”生物を含んだ建築用語”について紹介していきたいと思います。
猫 = 一輪車
手押しの一輪車の事で砂や資材を運ぶ時に活躍します。
普通の荷車が通れない猫が通るような狭い足場の上も輸送が可能と言う意味や、これを裏返しに伏せると猫の丸い背中のようだから等、名前の由来はいくつかあるようです。
虎 = トラロープ
現場に立ち入らないように囲ったり、地面の境界線に使用したりします。
工事現場でお馴染みの黄色と黒が縞々になっているロープです。
警戒色として使われることの多かった黄色と黒色の組み合わせがトラを連想させるという部分からきているそうです。
犬 = 犬走り
家の周りを取り囲むように設けられた幅数十cm程度の細長い通路のことを指します。
犬くらいの小さな動物しか通れない幅の狭い道が語源だそうです。
蟻 = 蟻継ぎ
木材の接合方法である継手の種類の一つです。
継手とは2つ以上の材を同一方向に継ぐ時に設けられる接合部のことを指します。
木材の先端が蟻の顔や牙の形に似ているという部分からきているそうです。
でんでん = 縦樋を外壁に固定する金属部材
建物に添うように縦樋が設置されていますが、その樋を壁に固定するために使用する輪形状の部材のことを指します。
かたつむりのように丸いから…と思いきや、実はでんでん太鼓に似ていることからついた呼び方のようです。
建築現場の近くを通った際は、ぜひ職人さん達のやりとりにも耳を傾けてみてください!
身近なものの名前が建築用語に出てくるかもしれません。
インテリアコーディネーター(ホームステージャー1級)
上原 誉子
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