本格的な夏の訪れとともにエアコンに頼らざるを得ない時期がやってきましたね。
みなさん、エアコンの電気代が気になっていませんか？
とはいっても健康のためにもエアコンとはうまく付き合っていかなくてはなりません。
そこでこちらのブログでは、暑い夏をエアコンだけにたよらずエコで快適に過ごすアイディアを、数回にわたり複数の観点から、ご紹介させていただきたいと思います。
初回の本日は、エアコンとサーキュレーターとの併用についてのお話です。
エアコン＋サーキュレーター 効果的な併用術
エアコン単体で使用した場合と、エアコンとサーキュレーターを併用した場合での電気代には想像以上の差が出るのをご存じでしょうか。
一般的なエアコンの消費電力は、1時間あたり約1000W程度。一方、サーキュレーターや扇風機の消費電力は、約50Wから100W程度と圧倒的に違います。
この二つを併用することで、エアコンの消費電力を抑えることが可能となり、節電に繋がります。
エアコンとサーキュレーターを上手に併用した場合、エアコン単体で使用したときよりも、電気代をおよそ30％も節約することができると言われています。
夏の電気代の大部分はエアコン代、というご家庭も多いと思いますので、この差は見逃せないですよね。
では、早速本題に入りましょう。
サーキュレーターの役割と効果
サーキュレーターは、部屋の空気を効率的に循環させる機器です。
一般的な扇風機とは異なり、単に風を送るだけでなく、部屋の中の温かい空気と冷たい空気を混ぜ、一様な温度に均してくれる特長があります。この特徴により、エアコンの効率を向上させ、エアコンの設定温度を上げたり運転時間の短縮を可能にし、結果的に電気代の節約が実現します。
サーキュレーター配置の３つのポイント
せっかくサーキュレーターを配置するのであれば、その効果を最大限生かしたいですよね。以下にそのポイントをご紹介します。
1.サーキュレーターの向き：
エアコンの冷気を広範囲に広げるために、サーキュレーターの風向きをエアコンと同じ方向に合わせることがとても大切です。
2.サーキュレーターの位置：
サーキュレーターを床や低い位置に置くと、冷気だけでなく床付近の暖かい空気も循環してしまいます。上部に設置することで、効果的な冷気の循環を促進できます。最近は置き型だけでなく、壁付け型やクリップで挟んで設置できるような便利な商品も販売されていますので、設置場所に合わせて探してみるのもおすすめです。
3.サーキュレーターの風量と振動角度：
部屋の大きさやレイアウトに応じて、サーキュレーターの風量と振動角度を適切に調整しましょう。風が強すぎると冷気が一方向に集中し、風が弱すぎると効果が十分に発揮されない恐れがあります。首振りの角度を広めに設定すると、部屋の温度がより均一になります。
エアコンとサーキュレーターの効率的な併用で、快適で節電にも貢献する室内環境を手に入れましょう。
次回は熱が侵入しやすい、【窓回りの工夫におけるエアコン電気代対策】についてご紹介予定です。
様々のアプロ―チで、エコで快適な夏を過ごしましょう。
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