当たり前に日常生活で使っているようで、実はインテリアの一部としてはそれほど注目されていないスタンドライト。
だからこそ、インテリアの一部として取り入れて欲しいアイテムなんです。
スタンドライト一つ置くだけで、驚くほど落ち着く空間が出来上がります。
スタンドライトはデザインも豊富です。
その中でも今回は、インテリアコーディネーターが選ぶ、名作スタンドライト4選を紹介したいと思います!
スタンドライト(フロアライト)とは
主に間接照明として使われることが多い照明器具で、床に置くスタンド型の照明です。
天井からの照明がダウンライトのみの場合、補助照明として使う事が多いです。
スタンドライト一つを置くだけでもお部屋の印象がかなり変わります。
背が高く上方向を照らすもの(アッパーライト)は、空間に広がりを感じさせます。
背の低いものは、印象的な空間を演出してくれます。
このように、上方、下方、全体と光の拡散タイプがあるので、用途やデザイン・インテリアに合わせて選ぶと良いでしょう。
スタンドライト名作
名作➀Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト) / TALIESIN(タリアセン)2
Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)は、近代建築三大巨匠のひとり。
時代を超えて、多くの建築家やデザイナーに影響を与えたデザイナーです。
日本においても旧帝国ホテルをはじめとする多くの建築を手がけました。
この『TALIESIN(タリアセン)2』は、ライトの理想が結集された夏の家「タリアセン」の一部として設計されたスタンドライトです。
ランプを覆う複数のブロックと反射板によってコントロールされた美しい間接光が特徴です
反射板は上下どちらにも設置できるので、下側につければアッパーライトとしても使用可能。
モダンなインテリアにはもちろん、シンプルなインテリアの上品なアクセントにもおすすめのスタンドライトです。
小ぶりのサイズにアレンジされたタリアセン3、タリアセン4もあります。
名作➁Flos(フロス) / ARCO(アルコ)
世界中で愛用されているフロス社を代表する近代照明デザインの名作アルコランプ。
ARCOとはアーチを意味し、重厚な大理石ベースから 美しいステンレスのポールが華麗なアーチを描きます。
天井から電源を取れない場所で使用できるペンダントライトとしての機能をイメージしデザインしたそうです!
斬新な発想ですよね。
そして、大理石ベースから光源のシェードまでの距離は2m20cm。
これはダイニングテーブルの中央にシェードが来るように設置した際に、チェアの後ろを人がひとり通れる絶妙なバランスになっています!
計算しつくされたスタンドライトなんです。
そしてデザインも美しい。
素晴らしいスタンドライトですね。
名作➂Flos(フロス) / IC LIGHTS F1(アイシーライツ F1)
実力派デザイナーの Michael Anastassiades(マイケル・アナスタシアデス)が2016年にデザインし、世界的な大ヒットを記録しました。
現在では、ARCOと同じくフロス社を代表する照明シリーズです。
乳白色のガラスの球形が細い棒の上を転がるようなデザインは、コンタクトジャグリングからインスピレーションを受けデザインされました。
ネーミングの「IC」は、英国入国管理局が用いる移民を分類する識別コードから名付けられたものですが、
私個人としてはインテリアコーディネーターも業界では「IC」と呼ぶことが多いので、勝手に親近感を持っています(笑)
様々な空間にマッチするデザインですので、一般住宅から店舗・ロビーなどで数多く採用され、高い支持を集め続けています。
名作➃LE・KLINT(レ・クリント) / CLASSIC FLOOR LAMP MODEL368(クラシック フロアランプ モデル368)
LE KLINT は、デンマークを代表する照明ブランドです。
現在でも創業の地デンマークにて、職人の手仕事による製造を守ることを信念としています。
日本の折り紙にも影響を受けたと言われている、伝統的なプリーツシェードが美しいクラシックシリーズ。
「モデル 368」は、古典的なプリーツシェードと家具職人だったフレミング・アガーによるデザインのコラボレーションです。
販売当初から人気を博し、現在もなおベストセラーとなっています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、スタンドライト名作4選をご紹介しました。
名作はお値段もそれなりにしますが、代々受け継ぐことができるアイテムです。
思い切って購入するのもアリ、見るだけで満足するのもアリ、
是非デザイナーズ照明も楽しんで頂きたいです!
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インテリアコーディネーター(ホームステージャー1級)
上原 誉子
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