本日は見積の「木工事費用」に関する記事です。
木工事費用は建築費全体の40%以上を占める非常に大きな項目です。
内訳を解説していきましょう。
①プレカット
プレカットとは住宅建築に使用する木材をあらかじめ切断、加工をするという意味になります。
加工をする木材、木材を加工する手間、搬入費用をすべてまとめてプレカットと呼びます。
木造建築においては土台、、柱、梁、小屋組、などの木材の材料を示します。
耐震等級、家の形状によってプレカット費用は大きく変わってきますので家づくりの参考にしてください。
②パネル材料・加工費
こちらは、床板や屋根下地を表しております。
12㎜/24㎜の合板を工場で加工をし現場ですぐ施工が出来る状態にします。
屋根が2重屋根になった際にはこちらの金額がコストアップになります。
③羽柄材・加工費
羽柄材とは間柱や筋交い、下地材を表します。
こちらは見えなくなる部分の材料ですが、ここをしっかり施工することが大切な家づくりになります。
意外に現場では大工さんが現場合わせで補強をしてくれる箇所が多いです。
ロス材が出やすい項目ではありますが、弊社ではロスを出さぬように日々現場の大工さんが努力をしております。
④壁合板材料費
壁合板材料費とは建物の外周部にはる構造の面材を表します。
合板を貼ることで建物ねじれを防ぎ構造計算の数値を確保することができます。
⑤金物
いわゆる接合金物になります。
梁と柱を緊結する金物や梁と梁とを緊結する金物を表します。
この金物は金物検査でしっかりと確認するため、非常に需要な材料になります。
⑥天井・壁ボード
いわゆる、クロスの下地になります。
工程の最後の方に使われる材料にはなります。
壁全体にボードを貼りますので必要不可欠な材料になります。
今回は木工事について記載をさせていただきました。
木造の主要部分の材料になります。
見積内容を照らし合わせて現場を見てみると非常に分かりやすいです。
また、実際の現場も弊社の構造見学会でご覧になれます。
その際は弊社のスタッフが色々とご説明をさせていただきます。
代表取締役
菅野正佳
MESSAGE
就職の際によく「あなたは優しすぎて建築・不動産は出来ない」と言われていました。そんな私だから出来る「優しい家づくり」。お客様の好きをカタチに出来るようにスタッフ一同「優しさ」をもって対応をさせていただきます。
PROFILE
居住地:横浜市
趣味:神社巡り・ドライブ