せっかく注文住宅で家を建てるなら、映画や雑誌に出てくるようなおしゃれでセンスのいいインテリアにしたい!誰もがそう思っているのではないでしょうか?
ところが「インテリア」って意外と失敗が多くて、壁紙や床材は見本帳で見ていた時と、実際に施工されたもので「イメージと違っていた」なんて事が珍しくありません。
特に、空間プロデュースが求められる新築の家で、「理想のインテリア」を実現するには、インテリアコーディネートのスキルが必要となってきます。
そこで今回は、プロのインテリアコーディネーターだけが知っているインテリアの決め方について、そのポイントをご紹介します。
まずはインテリアのスタイルを決めよう
注文住宅でインテリア成功の鍵となるのが、インテリアスタイルの選択です。
インテリアスタイルとは、時代や、国などのエリア、シーン、テイストなどに由来するある一連の特徴を持ったインテリアのことです。
わかりやすいものでは、北欧スタイルやカントリースタイル、アジアンスタイル、アメリカンスタイルなどがありますね。また、ナチュラルスタイル、モダン、クラシックなどのスタイルもよく耳にします。
インテリアスタイルを決めて、統一性をもたせることで、まとまりが出て洗練された雰囲気の空間を演出することができます。それでは、インテリアスタイルのトレンドをいくつかご紹介します。
人気のインテリアスタイル
北欧インテリア
厳しい寒さの冬が続くため、室内での生活が長くなる北欧では、「飽きのこない居心地の良い空間づくり」が大切にされています。北欧スタイルの人気の秘密は、洗練された中にも温かみを感じるデザイン。最近では、家具やファブリック、食器や雑貨などにも北欧テイストのものが多く、コーディネートしやすい事も特徴のひとつです。また、高いデザイン性を持った北欧家具ブランドに「ルイス・ポールセン」「レ・クリント」「ムートナチュラル」などがあり、インテリア上級者の間では圧倒的な支持を受けています。
▶もっと詳しい北欧インテリアについては、「簡単にできる!人気の北欧インテリアのポイント5つ」をご覧ください。
ホテルライクインテリア
ホテルライクはその名の通り「まるでホテルで暮らしているよう」なインテリアスタイルのこと。内装や家具をシックなカラーで統一することや、上質な素材で高級感を出すなど、生活感をあまり出さないような印象のインテリアです。また、室内のインテリアだけでなく、住居そのものをホテルライクにした設計プランを採用するケースもあります。空間に仕切りを設けず開放感を持たせる、寝室を広くしてバスルームと一続きの動線で構成してするなど、ラグジュアリーな演出もホテルライクインテリアの特徴のひとつです。
▶もっと詳しいホテルライクインテリアについては、「ホテルライクインテリア!コツとポイント6選。」をご覧ください。
インダストリアルスタイル
インダストリアルの意味は「工業的」です。機能性や実用性が高く評価されてきた、工業製品としての家具や室内設備に注目が集まり、住居のインテリアにも採用する人が増えてきました。装飾性が無く、ヴィンテージ感があるインダストリアルスタイルは、都会のカフェや店舗などでも見かけることが多く、ファッショニスタの間でも一定の人気を持つインテリアスタイルです。この他にも、ミッドセンチュリースタイル、西海岸スタイル、ブルックリンスタイル、コロニアル、韓国風インテリアなどや多様なスタイルがあり、取り上げるメディアによって呼び名も様々です。また、自宅に「カフェ」のようなエッセンスを多く採り入れる「カフェ風スタイル」も人気です。
スタイル選びに役立つツール
このように、ひと言で「インテリアスタイル」といっても、多種多様なものが存在します。
どんなインテリアスタイルがあるのか分からない!自分好みのインテリアスタイルってどうやって探せばいいの?という方に特に役立つのが、ビジュアルで好きなインテリアスタイルを検索できるピンタレストやインスタグラムです。
雑誌やカタログなど紙媒体とは違って、国内だけでなく世界中の写真が、手軽に誰でも閲覧できるので、自分のイメージにぴったりだと感じるインテリアが見つかりやすくなります。
特にピンタレストは、自分好みのインテリアスタイルの画像にピンをすることで、類似した画像が次々に表示されるのであっという間に理想のマイホームのイメージづくりが可能です。
マークスホームでは、このピンタレストを最大限に活用したイメージづくりの独自メソッド「ビジュアル・マーキング・コミュニケーション」を採用しています。このメソッドを使うと、お客様の趣向やライフスタイルに沿った、統一感のある空間を創り上げることが可能になります。
理想のスタイルのイメージが絞りきれなくても、お客様が「好き」と感じるインテリアをマーキングして、私たちと共有しながらプロの目で分析することで、お客様だけのインテリアスタイルの方向性を導き出します。
新築戸建住宅だけでなくマンションリフォームのインテリア内装にこだわりたい方は、専任のインテリアコーディネーターがいる工務店「マークスホーム」にご相談ください。
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おしゃれなインテリアは配色で決まる
配色はインテリアのイメージを決定付ける、最も大切な要素のひとつです。
さらに配色の比率も重要で、室内におけるカラーコーディネートの配色では、ベースカラー70%、アソートカラー(メインカラー)25%、アクセントカラー5%「黄金比率=理想的な比率」と言われています。
ここでは、インテリアにおける配色のポイントをお伝えします。
インテリアのカラー組み合わせの基礎知識
ベースカラー
壁・床・天井など内装材のように、手軽に変えることのできない色が「ベースカラー」となります。空間の多くを占めるベースカラーは、ホワイト、アイボリー、ベージュ、薄いグレーなど組み合わせやすく長く飽きの来ないベーシックな色を採用するケースが多くなります。
アソートカラー(メインカラー)
「アソートカラー(メインカラー)」はカーテンやファブリックのように、自分で選んで変えられる色です。グレーやベージュを選べばシンプルなイメージになります。一方で、アソートカラー(メインカラー)にダークカラーやビビットカラーを選ぶと、圧迫感が出て空間が狭く感じられ場合もあります。
アクセントカラー
「アクセントカラー」はクッションやオブジェ、絵画など、小さな色面積でも部屋の個性を演出できる色です。好きなカラーや、季節や気分に合った色を上手に使うことで、空間に変化を与えられます。
インテリアの色の選び方のコツ(色相・トーン)
色相とトーンは、配色を考える際に重要で、インテリアのカラーコーディネートの際には欠かせない知識です。色相は「色相環」で表される赤や青などの色みの違いのことで、カラーコーディネートでは、その配置が重要になります。隣同士の色、反対側にある色など、それぞれが持つ効果や関係性がインテリアに影響してきます。
同じ色相でまとめる
同じ色味の組み合わせでまとめると、インテリアに統一感が出ます。同系色の選択になるので、テーマカラーを決めればコーディネートもしやすく、失敗が少ない方法です。同じ色相でも、多くの色を組み合わせ過ぎると雑多なイメージになるので、色の種類はシンプルに1~2種類に絞るのがポイントです。「トーン」は明度とは明るさの違い、彩度とは鮮やかさの度合を同時に組み合わせたものです。同じ色相でもトーンが変われば淡い色、渋い色に変化します。
同じトーンでまとめる
同じトーン(濃淡)で揃えると、インテリアに複数の色を使っても、スッキリとしたイメージに仕上がります。また同じグループのトーンでの組み合わせは、インテリアのテイストを印象付けるのに役立ちます。トーンは「ペールトーン」「グレイッシュ」「ビビッド」「ストロング」「ダーク」などに分類されています。例えばピンクベージュとアクアブルーは「ペールトーン」、ワインレッドとネイビーは「ダーク」に分類されます。最近流行のくすみカラーや、グレーと木目の組み合わせも、トーンを合わせることで、上手に採り入れることができます。
▶もっと詳しいインテリアカラーの選び方については、「プロ直伝!絶対におしゃれにまとまる部屋の配色の決め方」をご覧ください。
お部屋の主役!壁紙の選び方
お部屋の面積の多くを占める壁面の色や質感も、インテリアに大きな影響があります。特に注文住宅での壁紙選びは、慎重に考えたいプロセスのひとつです。ここでは、上手な壁紙の選び方についてお伝えします。
壁紙の種類と特徴
ここでは、壁紙の主要なメーカーと特徴をご紹介します。
サンゲツ
国内最大手の壁紙メーカー。施工性の良さにも定評があり、豊富なラインナップが特徴。
リリカラ
デザイン性が高い壁紙を展開するメーカー。ウィリアム・モリスの柄などブランドコレクションでも有名。
シンコール
オシャレな柄で定評のある壁紙メーカー。キャラクター柄や蓄光壁紙など子ども部屋に適したラインナップも取り揃えている。
トキワ
エレガントな柄からカジュアルなものまで幅広く展開する壁紙メーカー。通気性に優れた自然素材や、新素材デニム壁紙、など機能性壁紙も取り揃えている。
ルノン
消臭機能のある壁紙で人気のメーカー。
色で選ぶ
ホワイト系:シンプルで最も多く使われる色です。部屋を明るく、広く見せる効果があります。清潔感を際立たせたい、光が届きにくい部屋などに適しています。
イエロー系:明るい印象になるイエロー系は、知性や幸福感の象徴でもあります。淡いイエローは優しいイメージで、温もりのある明るさを演出します。
オレンジ・ピンク系:優しいイメージ、元気が出そうな雰囲気をつくります。アクセントカラーとしても効果的です。
ブラック系:ブラックの壁紙は存在感があり、重厚で高級なイメージを演出します。
柄で選ぶ
最近ではリアルな質感の壁紙が多くライナップされています。和室や天井にも使われる木目調、落ち着いた雰囲気になる布のような風合いの織物調、石材のように見える石目調には大理石クロスなどもあります。その他に、様々なテイストのパターンがプリントされた壁紙、アニメなどのキャクターがデザインされた壁紙などがあります。
マークスホームでは、お客様のご希望の図柄をプリントしたオリジナル壁紙の施工も可能です。ペットの柄、お子さんの描いた絵など、楽しいインテリア、メモリアルな空間演出に好評です。
こだわりの壁紙をお考え方は、専任のインテリアコーディネーターがいる工務店「マークスホーム」まで、お気軽にご相談ください。
機能で選ぶ
ラインナップも増えて、人気も上昇しているのが「機能性壁紙」です。用途に合わせて様々な機能性壁紙があります。
防カビ&撥水壁紙
カビの発生しやすい、トイレや洗面、キッチンなどの水廻りに使われる壁紙です。防カビや撥水クロスの使用で、カビの発生を抑えて清潔に保つことができます。
消臭抗菌壁紙
クロス自体に調湿機能を持たせ、表面に消臭剤を加工することで、ニオイを吸着・消臭する壁紙です。消臭機能のある壁紙はトイレや玄関、ダイニングルームなどで人気です。壁に付着した菌を減少させる抗ウイルスクロスや、抗アレルゲンタイプも発売されています。
強耐久性壁紙
厚手でキズがつきにくく、年月が経っても縮みにくいなどの特徴を持つ、耐久性に優れた壁紙です。人の出入りが多いリビングや、子供部屋に人気のクロスです。
壁紙以外の壁材
壁紙は色柄が豊富で、インテリアに合わせて選べることや、汚れたり傷んだりしたら手軽に剥がして貼り替えられるというメリットがありますが、一方で高級感のある質感や機能性の塗り壁も人気です。
特に珪藻土や漆喰は、人にも環境にも優しく、自然志向の方に選ばれる建材です。粘着剤を使わない珪藻土は、アレルギー対策としても非常に有効で、消臭、調湿、不燃など多くの機能が期待できる自然の塗り壁材です。
環境とデザインの両立を目指すマークスホームでは、技術を持った職人によるインテリアに合わせた調色・テクスチャーの調整・陰影の表現を好みに合わせた珪藻土施工が可能です。
失敗しないカーテンの選び方
カーテンを選びも、新築住宅の家づくりにおいては悩ましいプロセスです。
カーテンは、入居時に設置されていないと暮らしに支障が出るため、家具などより先に決めて置かなければならないアイテム。
ですが、焦れば焦るほど、色や柄、遮光性や洗濯可能かどうかといった機能性など、何を重視したらいいかわからなくなってしまいます。
ここでは、カーテン選びについて、知っておきたいポイントをお伝えします。
インテリアカラーで選ぶ
配色のところでご紹介しましたが、インテリアの基本となるのが、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーです。この中でカーテンの色は、アクセントカラーに入ります。気分に合わせて、後から変えることができるカラーですが、基本のパターンを知っておくと便利です。
同系色で合わせる
周囲と似た色味のカーテンを選ぶと、合わせると比較的落ち着いた雰囲気になります。
壁の色に近い色を選ぶ
壁の色に近い同系色・類似色のカーテンを選ぶと、空間に広がりを持たせることができます。
反対色を選ぶ
カーテンを引き立たせたい場合には、あえて反対色を選ぶ事で、引き締まった雰囲気を演出することができます。
機能・素材で選ぶ
カラーも大切でしたが、部屋の快適さを左右するポイントとなるのがカーテンの機能です。用途によって、複数の機能が備わっています。代表的な機能と特徴を見て行きましょう。
遮光
遮光率100%の完全遮光、遮光率99.99%以上の遮光1級、遮光率99.80%以上99.99%未満の遮光2級があります。
遮熱
外気を遮り、室内の空気を逃しにくくする効果があります。
遮像
昼夜を通して、外から室内が見えにくいという効果があります。
遮音
室内の音漏れを防いで、外からの騒音の侵入を軽減します。
防炎
燃えにくく炎が広がりにくい機能です。消防法の「防炎性能基準」をクリアしたものを選びましょう。
防汚
汚れにくく、汚れが落ちやすい機能です。
UVカット
紫外線をカットします。表示の数値の大きさで紫外線遮断率が変わります。
ウォッシャブル
家庭の洗濯機で洗うことができるものです。他にも、環境や繊維アレルギーに配慮したオーガニックコトンのカーテンも、注目を集めています。
場所別おすすめの色柄
ここでは、おすすめカーテンの色柄を部屋の場所別にご紹介します。
リビングのカーテン
ホワイト・ベージュ・ブラウン・グリーンリビングやダイニングは家族が集まる場所です。過ごす時間も長いリビングには、落ち着いた雰囲気の配色がベストです。来客を招く場でもあるので、質の良いカーテンを選ぶと、インテリアの雰囲気も上がります。家の中心でもあるので、風水などを取り入れて選ぶのも良いでしょう。
寝室のカーテン
ホワイト・ベージュ・ブラウン・グリーン・ブルー・ブラック寝室はプライベートな空間なので、好きな色柄を選ぶのもひとつです。ブラウン系・寒色系・アースカラーなど、気分が落ち着く色柄を選ぶと、快適な睡眠に役立ちます。ホテルライクカーテンやモノトーンで、ラグジュアリーな空間を演出しても良いでしょう。
▶もっと詳しい寝室のカーテンについては、「ポイントは3つ!睡眠の質を上げる寝室カーテン」をご覧ください。
書斎・仕事部屋のカーテン
ホワイト・ベージュ・グリーン・ブルー・ブラック集中力が高まるような雰囲気になる色を選びましょう。特にテレワークなど在宅勤務が多い場合は、長時間居ても疲れないカラーチョイスがおすすめです。
子ども部屋のカーテン
子ども部屋はお子さんの成長に合わせて選び方も変わります。幼い頃は、楽しい明るい色や柄、好きなキャラクターのカーテン。大きくなったら、本人の好みの色や、少し落ち着いた色にしても良いでしょう。他にも、ブラインドやロールカーテンという選択肢もあります。ロールスクリーンでは電動タイマー付きや断熱、省エネタイプのハニカムスクリーンなどが人気です。リビングの窓が大きく外からの視線が気になる場合は、調光ロールスクリーンもおすすめ。また、浴室のガラスの透けが気になる場合には、風呂窓用ブラインドの設置も効果的です。
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▶もっと詳しいカーテンの選び方については、「プロが教える!お部屋別おすすめカーテンの種類と選び方」をご覧ください。
マークスホームでは、一流ホテルやハイブランドのファブリックを扱うカーテンメーカーと提携して、カーテンだけでなくソファーやイスのカバーなど家の中のすべてのファブリックを統一することが可能です。
ファブリックまで徹底的にこだわりたい方は、専任のインテリアコーディネーターがいる工務店「マークスホーム」まで、お気軽にご相談ください。
おしゃれに差がつくインテリア照明
忘れてはいけないインテリアのキーアイテムが「照明」です。光の演出次第で、部屋の持つ雰囲気が変化するので、ライティング計画はインテリアコーディネーターと相談して、しっかりと決めておきましょう。さらに、ワンランク上のインテリアを目指すなら、インテリア照明にこだわるのもテクニックのひとつです。北欧の照明やアンティーク照明など、様々なインテリアライトを効果的に使うと、より空間がおしゃれになります。ここでは、インテリアに役立つ照明についてご紹介します。
照明タイプと特徴
照明は使用する場所により選択できる照明器具が異なります。照明選びの前に、それぞれの特長を知っておくと、インテリアや部屋の用途に合った照明選びに役立ちます。まずは、様々な照明の種類を見ていきましょう。
ペンダントライト
ダイニングスペースなど、空間アクセントにもなる機能性をもった吊り下げ型のインテリア照明です。
スポットライト
置物や空間の一部を強調したいシーンに適したインテリア照明です。空間のメイン照明としても人気があります。
シャンデリア
リビングや吹き抜け空間に使われることが多い、装飾が付いた照明器具です。ゴージャスなタイプからシンプルなデザインまで様々です。
シーリングファン
シーリングよる空気の攪拌機能とインテリアを兼ね備えた照明器具です。ファンを回すことで部屋全体の温度をムラなく保ちます。
スタンドライト
室内のコーナーやベッドサイドなど、補助的な灯りとしても活躍する照明です。大きめのフロアスタンドがインテリアのアクセントとしても効果的です。
ダウンライト
天井とフラットに設置するタイプの照明で、空間をシンプルにスッキリ見せたい部分に使用します。ディスプレイ等の補助的な照明としても使えます。この他に、一般的なシーリングライトやダクトレール、フットライト、ブラケットライト、間接照明などがあります。足元を照らすフットライトは、高齢者の安全などにも大変便利です。
[/col]照明の明るさと広さ
部屋の環境、照明器具のデザイン、光の色によっても明るさの感じ方は違いますが、広さと明るさの目安も、知っておくと照明選びに役立ちます。
これまで一般的に部屋の照明に適した明るさの目安は「部屋の畳数×30W」が目安でした。
白熱電球よりも寿命が長く、省エネ効果も高いLED照明が主流になってきた現在では、ワットではなく光源がすべての方向に放射する光の量を表す単位「lm(ルーメン)」で明るさを表すようになりました。
LED照明の明るさと広さの目安は、リビングやダイニングなどしっかりとした明るさが必要な場所では、「部屋の畳数×400lm」と言われています。
また、電球や蛍光灯球には明るさだけでなく色もあり、同じ種類の照明でも異なる効果や演出ができます。
電球、蛍光灯球の色で、一般的に広く使われているのは• オレンジ色の温かみのある色が特徴「電球色」=落ち着いた部屋のイメージを演出• 太陽の明るさに最も近い自然な光が楽しめる「昼白色」=自然な明るい光の空間• 昼光色はより白く青みがかったもっとも明るい色の「昼光色」=集中力を高める効果以上の3つで、それぞれ使い分けができます。
空間別おすすめの照明
リビング
明るさが調整できるシーリングライトや、スペースを広く見せるダウンライトがおすすめです。
キッチン
作業場となるキッチンは、しっかり照らしてくれるペンダントライトやスポットライトで、明るさを重視しましょう。
玄関・廊下
家の第一印象が決まる玄関は、明るくスッキリと空間を照らせるダウンライトがおすすめです。インテリアのテーマに合わせて、間接照明やペンダントライトで個性を出すのも良いでしょう。
トイレ
小ぶりのシーリングライトやダウンライトなどで、おしゃれに演出するのがおすすめです。電球のカラーは電球色にして、落ち着いた雰囲気にするとさらに効果的です。
浴室
一般的に、浴室にはブラケットが使われます。浴室は湯気が出るため、天井から照らす照明ではなく、壁面に光を当てるものが効率良く明さを出せます。洗面所・ウォークインクローゼットでは、メイクや洋服の色味が分りやすい温白色の電球がおすすめです。マークスホームでは、広さや間取り、天井の高さ、インテリアに合わせて、照明の個数を調整し、取り付ける位置を計算します。憧れのインテリアブランドの照明がありましたら、ご購入前に一度ご相談ください。
いかがでしたか?ここまでインテリアスタイル、配色、壁紙、カーテン、照明についてお話ししてきました。知れば知るほどインテリアは奥が深いものですが、「選び方や決め方によって多様な演出ができる」という事がお分かりいただけたと思います。
まとめ
- インテリアスタイルとは、時代や場所などに由来するある一連の特徴を持ったインテリアのスタイルである。
- インテリアスタイルを選ぶ際には、ピンタレストやインスタグラムなど、豊富で手軽なビジュアル(写真)の閲覧が、イメージづくりの助けになる。・インテリアコーディネートの鍵となる配色では、色の基本である「色相」「トーン」を知っておく事が重要である。
- カラーコーディネートの配色では、ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%が理想的な比率である。
- 壁紙は、インテリアの中で大きな面積を占めるため、色柄選びは慎重に「色」「柄」「機能」で選ぶ。・カーテンは、壁のカラーなどに合わせて同系色や反対色をチョイスし、遮光や遮熱などの機能もチェックする。
- 照明は、空間に合わせて、明るさや照らし方、電球の色、デザインで選ぶ。
マークスホームでは、ご相談の段階からインテリアコーディネーターがお客様のお話しを聞く「インテリアコーディネーターとつくる注文住宅」をご提案しています。お客様の「好き」+プロのノウハウで、理想の家づくりを始めてみませんか?
インテリアコーディネーター(ホームステージャー1級)
上原 誉子
MESSAGE
お客様のご希望・お好み・理想の暮らし方など、お客様の「好き」を何でもお聞かせください。沢山情報共有をして、より良いものをご提案できるように努めます。完成までの長い期間、楽しみながら一緒にオンリーワンの家造りのお手伝いができれば幸いです。