みなさんこんにちは。
本日もブログへのご訪問有難うございます。
いきなりですが、リフォームとリノベーションの違いと聞いてなにをイメージしますか?
簡単に言うと老朽化や故障で性能が落ちたものを取り換える、マイナスからゼロ(原状回復)程度に戻すことをリフォームと指し
間取り変更やデザイン性の向上などを組み合わせ、新築時より新たな機能性やデザイン性など価値を生み出しアップグレードすることをリノベーションと呼びます。
さて、みなさんの中でもリフォームやリノベーションを考えている方は多いかと思います。
キッチンはペニンシュラ型にしたい、バリアフリーで段差をなくしたい、洗面台を造作にして広く使いたい…など
もちろんそこには予算の関係も大きく関わってきますが
今回は「リフォーム・リノベーションはどこまでできるか」にフォーカスしていきたいと思います。
家はどこまで壊せるのか
ぶっそうなタイトルから始まりましたが、「躯体」という言葉ご存じですか?
「くたい」と読みます。
これは建物を支える骨組みの事で、いわゆる構造体と言われる重要な部分です。
柱や梁、基礎などが躯体にあたります。
どれひとつ欠けてはならないものです。
また一言に躯体といっても、木造や鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)など
構造の種類によって躯体と呼ばれる部分の大きさなどが大きく変わります。
上の画像で見えている部分(柱・梁)が木造でいう躯体です(これがすべてではありませんが)
RC造・S造はこんな感じです↓
RC造は柱と梁、耐震壁で支えられています。
S造はH型の鉄骨の柱と梁で支えられています。
比較すると分かるように、木造は柱は一つ一つの大きさは小さいが本数が多い。
RC造・S造は柱・梁のサイズが大きいが、本数は少ないことが分かります。
それぞれのメリット・デメリット
では各構造体別にリフォーム・リノベーションを行うにあたってのメリット・デメリットをまとめてみましょう
【木造】
在来工法の場合→柱の位置で間取り変更の制約を受ける可能性があるが、耐震補強も含めたリノベーションであれば柱の移動ができる場合がある。
外壁部分も筋合いが入っていなければ新たにサッシを追加することも可能
比較的自由度の高いリノベーションが可能です
2×4工法の場合→壁式工法とも呼ばれ、比較的壁が多くかつ地震時に有効に働くため壊すことが難しい
こちらも計算をすれば可能なケースもありますが、在来と比べても制約を受けるものとなります。
また、対応できる業者さんが少ないというデメリットもあります。
【RC造】
RC造の外周部の壁もコンクリートで造られていますが、内部の壁は構造体でないことがほとんどなのでを壊すことは可能で間取りを変えやすい。
配管自体の交換はできるが、マンションでコンクリートに配管が埋まっている場合はつり作業が出てくる。
(お住まいのマンションの規約の確認も必要です。共用部も触ることはできません)
壁・天井・床を一度壊してスケルトン状態にするリノベーションの場合、配管を天井に持っていく事も可能なので自由度が高まります!
【S造】
工場で加工された柱・梁のため、躯体の劣化が少なく品質が良いとされています。
鉄骨造は比較的気密性が低いとされているので、サッシ交換で気密性アップも視野に入れたいところです。
RC造と同じく、柱間のスパンが広く大空間となっており内部の壁は非構造体の為間取り変更の自由度は高いです。
その他にも構造に関わらず築年数が15年超える場合は配管の更新も考える必要があります。
持ち味を生かす
各種構造によって制約もありますが、メリットも多くあります
「自分の家はどうなんだろう?」というところからでもぜひお声かけください!
マークスホームではクロスの貼替から、フルリノベーションまで実績があります!
心配な部分も多くあるかと思いますが、私たちが全力でサポートします。
お住まいの家にあったリフォーム・リノベーションのお手伝いをさせてください!
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